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2014.01.13
ソムリエたまごのひとりごと~第2巻
ブログをご覧の皆様、こんにちは!
僕はソムリエのたまごです
ここでは、ワインの豆知識をちょびっとご紹介していますっ!
今日のテーマは 『ワインの瓶底』
皆さん、ワインの瓶底は見た事がありますか??
そんなとこ、普通は見ないのかな??
実はここにはおもしろい秘密が隠されているんですよ
ここ、ココ↓
ビンの底がポッコリと盛り上がっていますね!
観光地の土産品のように、決して不当な理由からではありませんよ!
ワインはビン詰の後も熟成を続けます。すると、当然”オリ”が生じます。
※オリとは、酵母、酒石、果肉繊維などが沈殿し底にたまったものです。
長期熟成のすすんだ、特に赤ワインなどによく見られます。
ワインを注ぐとき、”オリ”がモヤモヤと浮き上がり、グラスを濁してしまいます。
その”オリ”を底に残すための溝なのです!
”オリ”の出るワインばかりではないのですが、こうした昔ながらの工夫がボトルデザインの伝統としても残っているというわけです。”オリ” は飲んでも身体に影響はありませんが舌ざわりがよくないので、できるだけ瓶底に沈めて、別の容器にワインを移したり(デカンタージュ)、静かに注いで上澄みだけを飲むと美味しく飲めますよ
それでは、ワインと愉しいひと時を☆
ソムリエたまごでした